シラバス情報

講義名
工芸科指導法
(副題)
授業科目区分
教職課程科目 各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む)
配当年次(この年次以上は履修可)
2年
履修区分
自由 
単位数
2.00単位
講義区分
講義
学期
2026年度前期
時間割
水曜4限
教室
講義室4

代表教員
尾澤 勇
担当教員
尾澤 勇

オフィスアワー
前提とする授業、密接に関係する授業
工芸科教育法概論 美術科指導法 美術科指導法演習 工芸演習A、B、C 教具・教材研究演習
授業に関連するキーワード
日本の工芸と工芸科教育 手仕事 五感を通した教育 伝統と文化 地域学習 実演 ホンモノ教育
地域素材と材料 用具 学習指導案 情報通信技術の活用 学習指導要領
授業の到達目標及びテーマ
高等学校芸術科(工芸)及び中学校美術科の工芸において育むべき資質・能力を明確化し、実際の授業つくりを行う実践的な指導力を身に付ける。
授業の概要
授業の概要
学習指導要領に則り、工芸科教育ならではの造形的な視点に立った指導の意義やその教育を通して育むべき資質・能力について理解を促す。次に、社会や生活の中に生きる工芸の働き、地域の伝統に目を向ける指導を行うことで、工芸の伝統と文化の意味と継承、創造について意識向上を図る。それを踏まえこれからおとずれるSociety5.0の社会に対応した工芸の教育についても考える機会をつくる。後半は、工芸科の教育内容・方法及び授業構想や題材研究などについて検討し、模擬授業を通して実際の授業の姿を捉えさせていく内容とする。その中では、指導と評価の一体化を念頭に、生徒の主体的な発想や構想、創造的な技能の発揮など全てのプロセスでの生徒の能力の発揮状況を総合的に評価することついて理解をはかる。学生自身の専門性と自身の郷土からの具体的題材開発を行う。今回は、学生の専門的スキルを活用し、学生自身の郷土の伝統文化に関する題材を掘り下げ、工芸の技能的裏付けを持った具体的な題材開発を行う。触覚的美術である工芸の理解を促すための教具、参考作品の制作や、ICTの活用を通して具体的な題材を開発し模擬授業を行う。その模擬授業を批評、検討し学生相互に共有化することで、授業設計の改善の視点を持ったり他の学生の良いところを学び取ったりすることにより、教育現場でいきる実践的な指導力の基礎を育む。


授業計画
授業計画
第1回:ガイダンス 「工作・工芸科教育ではぐくむべき資質や学力について」
第2回:学習指導要領の内容と年間指導計画、題材開発について
「身近な生活と工芸」「社会と工芸」「鑑賞」について
第3回:表現と鑑賞、指導と評価について
第4回:地域/郷土との双方向性を活用した工芸教育の実践紹介
第5回:工芸の特性をわかりやすく生徒に伝える教材・教具の制作と活用の実際
第6回:これからの社会を踏まえた工芸科におけるICT活用について
第7回:学校での知的財産権について
第8回〜第13回:学生自身の郷土の題材をモチーフとした題材開発
① 題材の配置・選定・検討
 年間指導計画、題材の目標・内容の選定と検討、学習指導案・プレゼンテーション概要作成
② 参考作品・教具・教材研究
  題材の目標・内容、学習指導案に応じた参考作品・教具の制作及び教材研究
③ 題材内容の充実化
  題材の目標・内容の明確化、学習指導案・プレゼンテーション内容の充実
④ 伝達・提示方法の吟味
  題材の目標・内容及び学習指導案の詳細検討、プレゼンテーション最終吟味
⑤ 模擬授業
⑥ 事後相互検討会
第14回:学生生自身の専門分野と郷土の題材をモチーフとした題材開発のまとめ
   全模擬授業を終えて、模擬授業の講評及び題材の具体的評価方法について再確認を行う
第15回:まとめ、全体講評
定期試験:レポートテスト
授業時間外の学習内容等
予習復習など授業時間外の学修30時間
評価方法
授業への取り組み:40% 課題の成果:60% ※100点満点で60点以上を単位認定要件とする。
・授業への取り組み:毎授業ごとの授業記録ノート、相互共有活動の参加状況等
・課題の成果:題材開発の内容(目標・授業の構想、表現等)、プレゼンテーション力、提出レポートの内容等
履修上の注意
簡単な教材・参考作品制作をする。(500円程度の実費がかかる。)
テキスト
高等学校工芸Ⅰ教授資料(日本文教出版)、高等学校工芸Ⅱ教授資料(日本文教出版)、高等学校(美術Ⅰ)教科書 、中学校美術教科書、宮脇理監修『ベーシック造形技法』建帛社2007年、相田盛二著『図画工作・美術 用具用法事典』日本文教出版2007年、「主体的に学習に取り組む態度」の学習評価完全ガイドブック中学校美術(令和4年6月 明治図書)、
内野 務著『造形素材にくわしい本 子どもが見つける創造◎路』日本文教出版2016年、他適宜授業内で紹介する。他適宜授業内で紹介する。
参考書・参考資料等
高等学校工芸Ⅰ教授資料(日本文教出版)、高等学校工芸Ⅱ教授資料(日本文教出版)、高等学校(美術Ⅰ)教科書 、中学校美術教科書、宮脇理監修『ベーシック造形技法』建帛社2007年、相田盛二著『図画工作・美術 用具用法事典』日本文教出版2007年、「主体的に学習に取り組む態度」の学習評価完全ガイドブック中学校美術(令和4年6月 明治図書)、
内野 務著『造形素材にくわしい本 子どもが見つける創造◎路』日本文教出版2016年、他適宜授業内で紹介する。他適宜授業内で紹介する。
授業実施方法
対面授業