シラバス情報

講義名
知的財産と運用
(副題)
授業科目区分
キャリア教育科目
配当年次(この年次以上は履修可)
1年
履修区分
選択
単位数
2.00単位
講義区分
講義
学期
2026年度前期
時間割
集中講義
教室
大講義室

代表教員
須田 洋平
担当教員
須田 洋平、弓倉 京平、中牟田 智博

オフィスアワー
前提とする授業、密接に関係する授業
授業に関連するキーワード
授業の到達目標及びテーマ
芸術活動をするに当たって考慮すべき著作権の内容を理解し、安心して芸術活動ができるようにする。

著作権に関する問題の発生を予防し、問題が発生した場合に適切に対処できるようにする。



授業の概要
作品を創造すると著作権が発生する。この著作権は、芸術家にとって作品創造のモチベーションの一つである。なぜなら、著作権により、芸術家が経済的利益を受けられるからだ。他方、新しい作品を創造するにあたり、既存の作品を参照する、利用するということがある。他者の作品には著作権があり、その著作権との関係において、自らの創造行為に対して留意すべき点が存在する。この授業では、著作権に関する基本的かつ実践的なルールを学び、さまざまな実例を紹介しながら、問題点を明らかにし、ルールを知った上で安心して芸術活動を進められるようにする。
授業計画
第1回 イントロダクション:知的財産の基礎知識(著作権、著作人格権、特許、商標)。著作権とは何か?(須田)

第2回 著作物:文芸、美術、デザインなどを例に、著作権が生まれるベースである「著作物」とは何か?(弓倉)

第3回 支分権:著作権とは権利の束である。個々の権利の具体的内容を知る。(弓倉)

第4回 制限規定:著作物のすべての利用を著作権者が独占するわけではない。著作物の公正な利用とは?(弓倉)

第5回 生成AIと法:文化庁が公表した「AIと著作権に関する考え方」を基に、開発・学習段階、生成・利用段階における法律問題を知り、生成AIとの向き合い方を考える。(弓倉)

第6回 他人の表現を自分の表現に取り入れる際の検討手順(中牟田)

第7回 SNS時代の表現類似リスクと対応の基本(中牟田)

第8回 UGC型プラットフォーム、メタバース空間における知的財産権(中牟田)

第9回 写真、動画の撮影と公表におけるリスク管理(中牟田)

第10回 美術作品における著作権、オマージュと盗用の違い、どんな場合に侵害になるのか?(須田)

第11回 プロジェクト型作品、インタラクティブ(観客参加型)作品、パフォーマンス作品等における著作権の問題。留意すべき点。(須田)

第12回 論文、論考、冊子、書籍、広告に関する著作権と留意点。(須田)

第13回 アートマネジメントの運営、広報、記録、契約書に関する著作権と留意点。(須田)

第14回 著作権の保護期間。(須田)

第15回 権利保護とトラブル時の対処:著作者として自分を守るために何をすべきなのか?著作権を侵害されたらどうするべきか?著作権を侵害したとの指摘を受けてしまったらどうするべきか?(須田)

授業時間外の学習内容等
出席率が75%未満の場合、単位認定をしないので注意すること。
評価方法
授業態度が40%、レポート試験が60%である。
履修上の注意
レポート試験の問題は、担当教員ごとに出題する。解答に当たっては、著作権法に違反しない範囲でどのような文献を参考にしても構わないので、必ず期限内に解答すること。また、他の学生の解答を参照したり、生成AIを使用して解答を作成したと思われる場合は単位認定をしないので注意すること。
テキスト
参考書・参考資料等
レポート試験の問題は、担当教員ごとに出題する。解答に当たっては、著作権法に違反しない範囲でどのような文献を参考にしても構わないので、必ず期限内に解答すること。また、他の学生の解答を参照したり、生成AIを使用して解答を作成したと思われる場合は単位認定をしないので注意すること。
授業実施方法
対面授業