シラバス情報

講義名
美術科教具・教材研究演習
(副題)
授業科目区分
教職課程科目 各教科の指導法(情報機器及び教材の活用を含む)
配当年次(この年次以上は履修可)
2年
履修区分
自由
単位数
2.00単位
講義区分
演習/実技
学期
2026年度前期
時間割
月曜3限
教室
共通デザイン室(教育実習室)

代表教員
尾澤 勇
担当教員
尾澤 勇

オフィスアワー
前提とする授業、密接に関係する授業
美術科教育法概論 工芸科教育法概論 美術科指導法 工芸科指導法 工芸演習A、B、C 学校体験実習2
授業に関連するキーワード
教育実習 美術科の授業づくり 教具・教材 参考作品 実演 効果的な演出 伝え方 情報通信技術の活用 学習指導案
授業の到達目標及びテーマ
美術科指導を支える教具・教材、参考作品等の効果的な作成と活用法を身に付ける。
授業の概要
美術科において、特に、造形的な視点に立った指導を支える媒体として大きな力を持つのが教具や教材、参考作品、ICTなどの造形的な指導効果である。参考作品等の造形的な指導効果とは、形や色彩、材料、光などを工夫した造形の要素が生徒に与える力であり、その意図的な表現と活用が授業指導には必須である。この演習においては、前半は、具体的な技法・材料特性の研究や教材例の体験を行う。それを参考にしながら、基本の指導案を基に、個人で研究し授業案と教材をつくりあげる。さらにグループに分かれ、個人で検討した指導案及び教材を基にグループでさらにブラッシュアップした指導案と教具・教材を用いて模擬授業を行い、その授業で育むべき資質・能力に導くための的確な教具や教材、参考作品などの制作と活用の具体的研究を行う。それらにより、より実践的な指導力の基礎力を育む。
授業計画
授業計画
第1回:ガイダンス:美術科指導における教具・教材、参考作品等の質と効果について
第2回:具体的な美術科指導案の熟読から育むべき資質・能力について考える(ディスカッション)
第3回:①提示教材の効果と特性 ②素材と用具、制作方法について
第4回〜第8回:教材例の体験(各技法・材料特性研究、教具・教材の制作演習)
① 各技法体験を通した教具・教材の研究演習
・ワークシート、板書、掲示物、プロジェクタ表示の作成演習
・参考作品の作成研究演習(各技法)
・ICT機器活用演習 
第9回:基本の指導案を基にした、各自の指導案作成(個人)
第10回:基本の指導案を基にした、各自の指導案の検討(個人)
第11回:基本の指導案を基にした、各自の具体的な授業の検討・教具・教材の作成(個人)
第12回〜15回:各教材・題材グループによる効果的な教具・教材を活用した題材開発(模擬授業)
① 題材の再検討(基になった題材の目標・内容を確認しその題材の指導の柱を共有する)
② 学習指導案・模擬授業の概要作成
③ 題材の目標・内容の明確化
④ 学習指導案・模擬授業内容の吟味(ICT等活用含む)
⑤ 教具、教材の制作
⑥ 各教材・題材グループによる模擬授業
⑦ 事後相互検討会
まとめ

授業時間外の学習内容等
予習復習など授業時間外の学修30時間。特に模擬授業などを作成する準備として、指導案と教具・教材、参考作品作成、リハーサルなどに多くの学修時間を要する。
評価方法
授業への取り組み:40% 課題の成果:60%  ※100点満点で60点以上を単位認定要件とする。
・授業への取り組み:毎授業ごとの授業記録ノート、相互共有活動の参加状況等
・課題の成果:題材の目標に基づく、教具・教材等を効果的に活用した模擬授業の表現力、提出レポートの内容等
※毎回の授業への積極的参加と模擬授業時の相互共有化を求めそれを評価する。教具、教材等の深い研究の成果が生かされた模擬授業を評価する。最終提出レポートの内容は本授業について身についた実践力について評価する。
履修上の注意
テキスト
中学校学習指導要領解説 美術編(平成29年6月文部科学省)9784536590136、高等学校学習指導要領解説 芸術(音楽 美術 工芸 書道)編(平成30年3月文部科学省)9784877304201、教育実習の手引き(秋田公立美術大学 編)、「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校芸術(美術)9784491047072(令和3年8月、国立教育政策研究所教育課程研究センター)、中学校美術教科書(日本文教出版 1:美術116-72 2・3上:美術116-83 2・3下:美術116-84)、新3観点の学習評価完全ガイドブック中学校美術(令和5年6月 明治図書)、美術科教育の基礎(令和6年 建帛社)
参考書・参考資料等
参考書・参考資料等
「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校 美術 9784491041377(令和2年7月、国立教育政策研究所教育課程研究センター)、
「主体的に学習に取り組む態度」の学習評価完全ガイドブック中学校美術(令和4年6月 明治図書)、高等学校美術教科書 、中学校美術教科書、相田盛二著『図画工作・美術 用具用法事典』日本文教出版2007年、 内野 務著『造形素材にくわしい本 子どもが見つける創造◎路』日本文教出版2016年、他適宜授業内で紹介する。
授業実施方法
対面授業