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教員名 : 熊谷 晃
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講義名
ものづくりデザイン演習1(漆)
(副題)
授業科目区分
専門科目−専門専攻科目−ものづくりデザイン専攻科目
配当年次(この年次以上は履修可)
3年
履修区分
専攻選択
単位数
3単位
講義区分
演習/実技
学期
2026年度前期
時間割
水曜4限、水曜5限、木曜4限、木曜5限
教室
木材・金属工芸室
代表教員
熊谷 晃
担当教員
熊谷 晃
オフィスアワー
月曜日、4、5時限目
前提とする授業、密接に関係する授業
「ものづくりデザイン演習2(漆)」「ものづくりデザイン演習3」へと段階的に履修する
授業に関連するキーワード
「蒔絵・螺鈿・沈金等の加飾技法」「下地、塗り、研ぎなどの漆工芸基礎技法」「使用感」
授業の到達目標及びテーマ
漆工芸基礎技法の習得を通して、自然塗料としての漆液の特徴を学び、蒔絵・螺鈿技法によるパネル作品の制作と、ヒバの木地を使用した四方盆(菓子皿)の制作を行う。「飾り」を目的とした加飾技法の空間表現を学ぶと同時に、「日常使い」を目的とした箱物制作を行うことで、工程や仕上げの違いを理解し、「使用感の充足」につながるものづくりを目標とする。
授業の概要
「蒔絵・螺鈿パネル作品」の制作では、銀研ぎ出し蒔絵の文様表現と螺鈿を体験し、図案化と空間表現を試みる。下図となる置目を作り、螺鈿の伏せ彩色を行った後に膠で貼り、研ぎ出し蒔絵の工程に入る。仕上げは呂色磨きで鏡面仕上げの技法を習得する。「四方盆」の制作では、日常使いを目的した堅牢な蒔地下地を施し、塗り重ねを行い、仕上げは回転室を使用して「花塗り」を行う。花塗り後に外部講師の指導を得ながら、沈金の技法を習得する。また、授業で使用する漆液の漆精製実習を行い、弁柄漆、黒漆、朱合漆、朱漆、素黒目漆などを製造し使用することで、漆液に対する理解を深める。
授業計画
授業計画
第1回 安全講習、機械や道具、素材の取り扱いについて指導。 第2回〜5回 【蒔絵・螺鈿パネル】 下図の制作と転写、螺鈿の伏せ彩色 【四方盆】 木地調整、木固め、蒔地下地 第6回〜11回 【蒔絵・螺鈿パネル】 螺鈿の膠貼り、研ぎ出し蒔絵工程 【四方盆】 下塗り、研磨、塗り重ね 第12回〜15回 【蒔絵・螺鈿パネル】 研ぎ出し蒔絵工程(粉蒔き、固め、塗り込み) 【四方盆】 上塗り 第16回〜19回 【蒔絵・螺鈿パネル】 上塗り、呂色磨き工程(研磨、摺り漆、胴ずり、磨き) 【四方盆】 沈金図案制作、彫りの練習 第20回〜23回 【蒔絵・螺鈿パネル】 呂色磨き完成 授業時間外の学習内容等
授業では各工程を板書し、手本を示しながら丁寧に説明を行うので、各自ノートをとり要点をまとめること。また授業時間外に、道具の整備や次回の工程の準備を行い、制作を進めることが望ましい。
評価方法
提出作品80%、レポート20%
履修上の注意
漆液は強い自然塗料であるため、肌が弱い人や敏感肌の人は「漆かぶれ」など、肌がかぶれる場合があります。心配な学生は、事前に相談してください。また、漆刷毛等、個人の道具を購入してもらっていますので、経済的に不安がある学生は合わせて相談してください。
*施設・設備の関係上、履修者の人数調整を行う場合があります。 テキスト
必要に応じて適宜プリントを配布しますが、推薦図書等を読むと理解が深まりますので、下記の書籍を参考にしてください。
参考書・参考資料等
「漆と伝統」室瀬和美 白船社
「文様を読む」 木下明日香著 淡交社 授業実施方法
対面授業
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