|
教員名 : 熊谷 晃
|
講義名
ものづくりデザイン演習2(漆) (1〜8週)
(副題)
授業科目区分
専門科目−専門専攻科目−ものづくりデザイン専攻科目
配当年次(この年次以上は履修可)
3年
履修区分
専攻選択
単位数
4単位
講義区分
演習/実技
学期
2026年度後期
時間割
火曜4限、火曜5限、木曜4限、木曜5限
教室
木材・金属工芸室
代表教員
熊谷 晃
担当教員
熊谷 晃
オフィスアワー
月曜日4、5時限目
前提とする授業、密接に関係する授業
「ものづくりデザイン演習1(漆)」の履修を前提とする
授業に関連するキーワード
「もてなし」「植物」「デザイン性と用途の両立」
授業の到達目標及びテーマ
「ものづくりデザイン演習1」で習得した制作技術を応用する科目である。他者との豊かな関係の構築という意味での「もてなし」をテーマとし、乾漆技法の習得と用途のある盛器の制作を行う。本演習では、日常生活の中に乾漆の盛器を使用するシーンを具体的に設定し、乾漆技法ならではの、有機的な形態や用途に即した形を考え制作し、最後に実際に盛器を使用することで検証する。
・植物をモチーフに特質を引き出し、デザインを検討する ・器の用途とデザイン性の両立を検討する 授業の概要
各自で設定した銘菓や料理を盛ることを想定し、器の寸法や形態の調査を踏まえた実用性と、本朱漆の装飾性や乾漆技法による造形表現の両立を目指し、「盛器」を制作する。乾漆技法の工程では、引き型による粘土原型の制作から石膏原型を作り、麻布を貼り重ね「胎」を完成させた後、塗りを行う。器の形態を考えるポイントは、設置面からの器の立ち上がりや、縁の形の役割など実用性を意識した考察と、本朱漆の塗りの効果(光の反射や半艶)を最大限引き出すことが肝要である。「もてなし」がテーマの本演習を通して、「器のあり方」、「漆器の存在」、「使用感の充足」についての考察を深め、多角的なものの見方や提案力を養う。
植物をモチーフに器の形態を考える。菓子皿や盛器の用途と、植物から発想した形態とのバランスを考えながら、原型を制作する。 授業計画
授業計画
第 1回 ガイダンス 第 2回〜 6回 植物から器のデザインを考える 皿や盛器の用途とデザインとのバランスを考察する 引き型技法による原型制作(粘土原型、石膏原型) 第 7回〜10回 プラン発表・乾漆工程(下地工程、麻布貼り) 第11回〜14回 乾漆工程(麻布貼り、和紙貼り) 第15回〜18回 乾漆工程(和紙貼り、下地工程) 第19回〜20回 中間発表 第21回〜24回 塗り工程(下塗り、中塗り、研磨) 第25回〜28回 上塗り工程(本朱漆の上塗り) 第29回〜30回 合同最終発表 授業時間外の学習内容等
「ものづくりデザイン演習1(漆)」と同様、制作ノートをとり復習をすると同時に、授業時間外を利用して「塗り」の工程や「研ぎ」、原型制作など各自進める。
評価方法
作品80%、レポート20%
履修上の注意
作業に適した服装で制作する。麻布、石膏など個人負担の材料が別途必要。
テキスト
必要に応じて適宜プリントを配布しますが、下記の参考図書等を読むことを推奨します。
参考書・参考資料等
「うるしの話」 著者:松田権六 出版:岩波文庫
「漆と伝統」著者:室瀬和美 出版:白船社 授業実施方法
対面授業
|